いなかの小さな音響屋 Stage Sound Aid - 鹿児島県薩摩川内市 -

ここでは簡単に私の関わってきた現場を2例ご紹介します。

現場の例 (1)

とある公園でのイベント。10トントラック平ボデーの荷台がステージになっていたので、そこに JBL JRX125を1対向据えました。ステージへの返しも必要なさそうだったのですが、念のためBOSE 101を用意しました。JRX125のサービスエリア(音がクリアに届く範囲)の外にも音を届ける必要があり、そこはベリンガー P1520を散らしてあります。

この現場はステージでのイベントはほとんどなく、会場内にアナウンスが通ればそれでOKという内容だったので請けさせていただきました。この規模でのライブは、客席の数にもよりますが機材の能力が不足すると思います。

ステージでのイベントはほとんどなかったこの日ですが、場内アナウンスを常に行っている必要がありました。そこは、『私でよければやりましょうか?』という感じで、私が一日中喋ってました。

実は私は50〜100名収容程度の屋内会場を想定して機材を揃えていて、広い屋外はあまり請けないでいます。でもたまにこういうオーダーがあるので、JRX125を1対向だけ所有しているという次第です。

現場の例 (2) (概略)

私が関わってきたライブの平均的な姿です。

図ではギターをD.I.でもらっていますが、もちろんマイクで集音することもできます。また返しはコロガシ2本にしていますが、FOH2本を含めこれが基本というか、これ以上のスピーカ追加は困難です。ただしパーカスさんが別のモニターを要求された場合、BOSE 101をマイクスタンドにマウントして、ということはできます。

この規模のライブの場合、返しを送りすぎると中音(ステージの中で奏者が聴く音)がごちゃごちゃになってしまうので、極力スピーカの数を減らした方が良い結果につながるという経験則もあります。

また楽器アンプを使う場合、客席数にもよりますが楽器の音はPAを通さずにアンプだけにした方がクリアな音になります。奏者が自分の音をモニターしにくい場合、アンプ用のベンチ(椅子か何かでもいいでしょう)を使い、アンプの向きを工夫するといいですね。

ドラムセットが入ってくると、ジャンルによってはドラムの音が他の音を覆ってしまうことがあります。そんな時はキックとスネアだけPAに送ると比較的すっきりした音になります。

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