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結婚披露宴における音の演出のおはなし:はじめに


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PAというのは、"Public Address"の略で、『音響さ〜ん♪』と呼ばれる仕事のことです。一般的には、コンサート会場のちょっと後ろの方ででかい機材に囲まれてるお兄さん、というイメージでしょう。で、披露宴にもそのPAの仕事が存在します。

コンサートのPAさんが多数のマイクで楽器などを収音しているのに対し、披露宴では多数の音源(CDとかMDとか)を相手にします。タイミング良く曲をかけたり、それをMCさんのナレーションに絡めたり、むしろDJさんの仕事に近い部分も多いですね。私は最近ではPCを活用することも多いです。

もちろん余興でマイクも使用しますし、内容によっては小さなコンサート的な演出もあります。ですから、マイク1本の扱いからミキサーの構造、音響設備全体のシステムも理解しなくてはいけません。その上に、選曲のセンスとかMCさんとの絡みかたとか、磨いていかなければなりません。

このサイトでは、私が披露宴のPAの中で得てきたものをまとめていきますが、当面は披露宴の『演出』にテーマを置いて、ハード的な技術/知識についてはとりあえず他にゆずることにします。ハード的なことに関しては、『システムの電源を入れたらとりあえず使える状態』 の会場が多いでしょうから。中にはレストランウェディングに機材持ち込みで出かける方もあるでしょうが、そんな方はいちいちハードの説明をしなくてもわかってらっしゃるでしょうし。

 いわゆる音響さんの仕事をまとめたサイトは結構ありますが、この、披露宴の演出についてまとめたサイトってのに出っくわさないので、このサイトを立ち上げました。

バンケットエンジニアの宿命

バンケットとは、ホテルで一定以上の質を持つ会場と捕らえればいいでしょう。そして、その会場の技術関係に従事するスタッフをバンケットエンジニアと言います。

はっきり言って、キツい仕事です。私の場合、現在フロントに所属しながらパンフレット/ちらしの内作もしますし、会場設備に不具合があれば次の宴会/婚礼に間に合うように修理をしなければいけません。部品手配が間に合わず修理が不可能なら、応急処置も講じなければいけません。
まして会場設備の納入業者が解散(倒産とも言いますな)してたりなんかしたら、さらにその設備がその業者のオリジナル設計だったりなんかしたら(ウチの実話です)、大変。

よほど大きなホテルでもない限り、そのあたりの技術/知識に通じたスタッフはいないでしょう。つまり、誰にも相談できないし、すべての方向性を自分で決定するしかない時が多いのです。
一方、渉外スタッフは客の無理難題をどうしても飲まなければいけません。その無理難題を処理するのが、バンケットエンジニア。

現実(というか蛇足)

私は、低待遇/誰も手伝ってくれない(手伝える技術が誰にもない)という状況の中で仕事してます。自分で言うのもなんだけど、2人分くらいは働いてるもん、まったく。

みんな、『音なんて出りゃそれでいいんだよ』 という連中ばかりですが、PAとしてそんな姿勢は許されません。もしあなたが真剣にホテルでの演出の仕事に取り組もうとしたら、予想以上の障壁にぶち当たるでしょう。

ということで、披露宴演出の夢や楽しさを語りながら、グチもこぼしていくかもしれません。


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