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| CDのコピーとCCCD(コピーコントロールCD) | ||
焼いたCD-Rが読めない! パソコンでコピーしたCDがラジカセとかコンポで再生できない! ・・・・・・ってこと、ないですか? 最近の披露宴で、余興のお客さまが持ち込んだCD-R(使う曲が入ってる)が、会場機材で再生できないという事故がありました。 『え?パソコンでコピーして、職場のラジカセでちゃんとかかってたのに・・・』 とおっしゃられましたが、とにかくウチの機材じゃ再生できないんです。 これは、 CD-Rメディア(いわゆる生ディスクね。) CD-Rを焼くのに使ったドライブ(パソコンのCD-RWドライブ) ラジカセとかの再生機材 の三者間の相性問題なんです。 作成したディスクがおうちのラジカセでは再生できたのに、友達のとこのステレオではダメだったとか、カーステレオでもダメだったとかいうことが起こるのです。 これはなんでかっていうと、ちょっと話が難しくなるので思い切り割愛しますが、 『とにかく相性ってもんがあるんだよ!』 あ、これじゃあ割愛しすぎか。 えっと、CDってのは、プレーヤがレーザ光線をディスクに当ててその反射を読み取って音楽を再生しているというのはご存知ですかね。 実はCD-Rというのは、一般のCDより少し反射率が低いのです。PCのCD-Rドライブならその反射率の低さを見越して設計してありますから読めない・再生できないってことはないんですが、一般のCDプレーヤの場合、特に古い機種は反射率の高い普通のCDを前提に設計されていますから、CD-Rを再生できないって場合があるんです。 ・・・・・・無理やり言い方を変えれば、『鏡が曇ってたら、うまくお化粧できないでしょ?』 ですから反射率の高いメディアを使えば、『再生できないプレーヤがある』という事態を避けられる可能性があります。 もっとも、店頭に並んでいるメディアには反射率の表示なんてありませんがね。 でも、『結構トラブルを起こしやすいメディアのメーカ』と『結構安心して使えるメディアのメーカ』というのはあります。 私の経験上、安心して使えるのは太陽誘電というメーカのメディアです。聞きなれないメーカ名ですが、ちょっと大きな電器屋さんには置いてあると思います。20枚パック\1,480とかいう価格帯のでOKです。 あとどうも危なっかしいメディアを販売しているメーカもありますが、ちょっと公言は控えておきましょうか。 さてさっき書いた余興のお客様はどうしたかと言うと、披露宴の途中だというのに近所のレンタル屋さんに走り、目的のCDをレンタルで借りて帰ってきました。 ホテルやイベント会場の音響さんに預ける音源は、CDそのものを持ち込むが間違いないです。CD-Rはトラブルの元です。一説によると、『音響さんが預かったCD-Rを現場で再生できる確率は70%』とも言います。 CD-Rを過信しないようにしましょう。 最近、割と若い世代向けのCDに、CCCDという規格が使われていますがご存知ですか。不正コピーができないように作られたディスクです。 これ、CDのようですが実はCDではありません(※)。ラジカセやステレオのCDプレーヤを故障に追い込む可能性のある、危険なディスクです。 コンピュータウィルスはPCのデータを破壊したりしますが、CCCDはプレーヤやドライブを破壊する可能性を秘めています。 ![]() ↑↑↑こんなロゴがくっついてたら、それはCDではありません。ニセモノのCDです。 パソコンなんかで容易にコピーできないような仕組みを組み込んだCDもどきなんですが、この仕組みがウィルスなみの脅威となっているのです。 どういうことかというと、プレーヤやPCのドライブにわざと無茶な動作をさせることでコピーされるのを防いでいるんです(実際のとこ、結構簡単にリッピングできたりしますが) 詳しい情報はこちら>>http://kk.rs2.on.tiki.ne.jp/Audio/cccdbase.htm 勝手にリンクしたけどよかったかな? CCCDがどういうシロモノかというのは上記リンク先の記事をじっくり読んでいただきたいのですが、超わかりやすく言うと ・わざとプレーヤがエラーを起こすように構成してあって、 ・CDをPCで再生したりなんかすると、 ・PCのドライブがマヒして再生できない。 ・ふつうのラジカセなんかで再生しても ・やっぱりマヒして再生できないことがある ・再生できたとしても、実はマヒに近い状態になってたりする ついでに言うと、『○イベッ糞』と悪評の高いレコード会社のは、ドライブにCCCDを突っ込んだだけで勝手に『専用プレーヤソフト』がインストールされます。 『インストールしますがよろしいですか?』という確認なんか一切しません。『お客様のお手は一切わずらわせません。完全に全自動インストールいたします。』・・・ありがたいことです、またレジストリが汚れました。くそっ。 結構、CCCDを再生したらコンポが故障したという事例は多いようです。 そして、『おいこら、こいつを再生したら故障したじゃあねぇか!』というクレームは国内のメーカ(CDを作ってるメーカ)が一切受け付けません。 フランスかどっかでは、ユーザ側が勝訴した事例があるらしいのですが。 一方の、ラジカセとかのCDプレーヤを作ってるメーカはどうしてるかというと、『CCCDを再生した後どうなっても、関知できません』だって。 おもしろいですね。たとえばSONYが関知できないような品物を、SONY MUSIC ENTERTAINMENTが作ったりするんですから。そしてどちらも責任を取らないのですから。 つまり、CDの規格から外れたものを堂々と販売して、そのトラブルについては誰も責任を負わないという、滅茶苦茶な存在がCCCDです。 ホテルのPAとしては苦しいです。CCCDなんか会場機材で使いたくないんですが、お客様の希望なら断れません。幸いいまのところ機材の故障例はありませんが。 ちなみに、1枚のアルバムを面白半分で(故障覚悟で)自宅PCのCD-RWドライブでリッピング実験してみたら、何度か『エラーが発生しました』という表示が出て失敗しました。 でも何度かは(複数回やってみました)、何の問題もなくリッピングできました。 でも、CCCDを扱った後、ドライブの駆動音が大きくなりました。 前は『しゅぅぅぅぅぅん』という感じだった音が、『ぐももももももも』という音になったのです。読み書きはちゃんとできてるんですけどね。 CCCD販売は、レコード会社の一方的な都合による暴挙です。 ※ CDには、その規格を定めたオレンジブックと呼ばれるものが存在します。つまり、CDというのはこのように制作されないといけません、というきまりがあります。 でもCCCDは、このオレンジブックに準拠せずに勝手な作り方をしています。 オーディオメーカが関知しないのも当然です。 2004/6/14 |
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